「かっぱえびせんは大丈夫か?」 エビ高騰、外食メニューから次々消える理由とは

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カルビーは「水揚げした天然エビを使っています」

   天然の漁獲量は頭打ちであり、伸び続けている需要は養殖に頼っている状態なのに今年は特に激減した。水産物輸入大手の担当者は、限られたエビを世界中で奪い合っている状況だとし、暗い将来像をこう語った。

「問題になっているのはエビの原因不明の病気ですから、そう簡単に解決するとは思えません。さらに養殖のエビは減り続け、価格は上昇します。エビを使った料理や冷凍食品の値段も上がりますし、かつてエビが高級品だった昭和の時代に逆戻りする。それを覚悟しなければなりません」

   ツイッターにはエビが不足しているというニュースに関して、

「まさか、、エビが無くなる日が来るなんて悲しい・・・」
「エビ買わないとエビ。無くなるまえに冷凍でいいからストックしておかないと」
「エビ無くなるとかイヤや。 エビ頑張れよ」

などと悲鳴のようなつぶやきが多数挙がっている。

   そうしたなか、ネットでは「かっぱえびせんは無事なのか?」「かっぱえびせんも値上げするのか?」などといった心配が出ている。エビ料理が食べられなくなってもかっぱえびせんがあれば大丈夫、と豪語する人もいる。かっぱえびせんはどうなるのか、カルビーに問い合わせてみた。

   かっぱえびせんに使われているエビは瀬戸内海や中国近海の「アカエビ」「キシエビ」や、グリーンランド近海にいる「ホッコクアカエビ」(通称アマエビ)などの天然のエビで、捕って直ぐ4時間以内に急速冷凍し、工場に運ばれ殻ごと使っている。

「当社が使用するエビに関しては、天然エビを水揚げし、それを使用しておりますので、話題になっているエビ不足や価格高騰とは関係ありませんので安心して食べていただきたいですね」

とカルビー広報は話している。

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