超低空をゆっくり動く2つの明るい物体
DIFAAの再開は、空軍が「ナスカの地上絵と地球外現象」をテーマに開いた会議後に発表された。「ナスカの地上絵は宇宙人へのメッセージ」だとする説も根強い。だが、考古学者のマヌエル・アギーレ・モラレス氏は、
「ナスカの地上絵と、地球外の物体や超常現象に関連があるという証拠は見つかっていない」
と現時点では慎重だ。
ブセティク大佐の説明のように、ペルーでは目撃談が増加傾向で、報道でも「UFO熱」が高まっている。例えばアンデス通信の8月16日の記事によると、ペルー南部のチリ国境近くにある都市「タクナ」で、8月15日に未確認飛行物体が目撃されている。記事によると、「超低空をゆっくり動く2つの明るい物体を見て、街中の人がおどろいた」といい、空港の当局者は、これらの物体が飛行機でないことを確認しているという。