南米が未確認飛行物体(UFO)ブームにわいている。
現地報道によると、目撃回数は増加傾向で、各国の政府や軍の機関がこぞって調査に乗り出している。ペルーでも、一度は休止した調査機関を復活させることになり、目撃談の報告を呼びかけている。
「目撃回数が増えており、メディアへ報告される数も増えている」
ペルー国営のアンデス通信が2013年10月18日に伝えたところによると、ペルー空軍は「特異大気現象調査局」(DIFAA)を再開したと発表した。DIFAAは01年に設立されたが運営上の問題で5年ほど前から休止状態になっていた。DIFAAには空軍職員、社会学者、考古学者、天文学者らが勤務し、事象の発生頻度、発生場所などをもとに分析を行うという。
フリオ・ブセティク大佐は、再開の理由を
「ペルー国内での(UFOの)目撃回数が増えており、メディアへ報告される数も増えているため」
と説明。国民にも情報提供を呼びかけた。
「普通ではないように思われる事象を目撃して驚きや不安を感じた人には、(これらの事象の)報告を受けて調査研究する機関があることを知っておいてほしい」