モンゴル企業が朝鮮総連本部落札の報道 日本とも北朝鮮とも関係深く、要人往来が相次ぐ

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

モンゴルは13年に少なくとも2回食糧援助している

   北朝鮮とモンゴルの関係も深い。13年9月には外交関係樹立65周年の記念行事が行われ、エルベグドルジ大統領が金正恩第1書記に祝電を送っている。さらに、モンゴルの政府経済貿易代表団が訪朝し、ナンバー2にあたる金永南氏と会談している。北朝鮮としては、モンゴル企業の投資を呼び込む狙いがある。

   また、モンゴルは少なくとも7月と9月に米などを支援物資として北朝鮮に送ったことが分かっており、北朝鮮はモンゴルに「借り」があるとも言える。

   モンゴルからの報道によると、10月下旬にはエルベグドルジ大統領の訪朝が検討されている。実現した場合、正恩氏が第1書記に就任してから初めての外国元首の訪朝になるとみられ、北朝鮮にとっての重要度は高い。両者が会談する可能性も高く、その席でエルベグドルジ大統領は9月の安倍首相との会談内容などを含めて、最新の日本側の動向を伝えるものとみられる。もし報道どおり、朝鮮総連本部がモンゴル企業の落札ということなら、その狙いや思惑、背景なども説明されることだろう。

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