元刑事「トラブル時の緊急連絡なし」に言及
一方で、「拳銃持って一人でって自殺か?」「拳銃を所持したまま逃走したのでは?」と失踪は本人の意図だったという見方もある。元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は「モーニングバード」(17日)にコメントを寄せ、「トラブルに巻き込まれた際、警官はトラブルが起きたことを示すための連絡手段がいくつかある」と指摘している。届くはずの緊急連絡がないということは、それほど緊急の状態だった可能性もあるが、警官自身が意図を持って失踪したという見立てもできるというのだ。
警視庁では現在、事件と事故の両面から捜査を続けているが、「16日の発表段階から状況は変わっておらず、現時点で発表する内容がない」(広報部)という。拳銃が何者かの手に渡ったとすれば、新たな事件が発生する可能性もある。インターネット上では近隣住民からの不安の声が広がっており、早急な解決が望まれている。