セルジオ越後氏「日本のマスコミは甘い」
サッカー解説者のセルジオ越後氏も、サッカーキングの2013年10月16日付記事で、ザッケローニ監督解任論をぶっている。
セルジオ氏はそこで、リードされながらもFWに代えてDFを入れたりするなど、監督の采配におかしな点が目立ったと批判した。選手も固定メンバーばかりで危機感がなく、「このチームは、限界が来ている」と指摘する。そして、「よその国なら、というか普通の国なら、間違いなく解任論が噴出するはずだ」と断じている。
ツイッターでも解任論を唱えており、「日本サッカー協会も監督交代を考えていかないとダメじゃないかな?」「日本のマスコミは甘い。ファンも甘い。今の代表には刺激が必要だよ」とまくしたてていた。
また、元日本代表MFの水沼貴史氏は、夕刊フジの16日付コラムで、ザッケローニ監督が「ファウルで止めろ」と選手に指示したとして批判した。選手は指示を守るしか速攻を防ぐ策がないと受け止めてしまう弊害があるというのだ。水沼氏は、「来月対戦するオランダ戦で、この試合のようなプレーをしていたら、何点取られるかわからない」と指摘している。
ネット上でも、ザック解任論に同調する声は多いようだ。「弱いのは選手のレベルじゃないの」「後任がおらん」といった擁護論はあるものの、専門家らの指摘に「まさにその通り」「正論過ぎる」といった反応が次々に出ている。