国民的キャラクター「アンパンマン」を世に送り出したやなせたかしさんが2013年10月13日、94歳で亡くなった。
偉大な漫画家の死去に多くの人が哀悼の意を寄せ、ツイッターでは一時「ご冥福をお祈りします」という文章がトレンド入りした。生前やなせさんと仕事を共にした業界人や、アンパンマンファンのタレントも、やなせさんの訃報に触れたツイートを投稿している。
つるの剛士「アンパンマンは永遠のヒーロー」
アニメ「それいけ!アンパンマン」で1992年からメロンパンナ役を担当している声優のかないみかさんは、やなせさん直筆のメッセージとアンパンマンのイラストと共に「やなせ先生ありがとうございました。」「大好きです。。。」と言葉を贈った。
親交の深かった漫画家・手塚治虫さんの娘、手塚るみ子さんは、「父亡き後、やなせ先生には沢山のことで励まし力になって頂きました。初めてプロデュースした『私のアトム展』ではアトムとアンパンマンのコラボを描いて下さいました。本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と思い出をつづっている。
漫画家の西原理恵子さんは「あ、西原さん、アンパンマンのサイン好きに描いていいよ。ボクも売れない時、ドラえもんのサイン描いてたから」と言われたというエピソードを明かした。
その他、「アンパンマンはもちろん、以前の作品、イラスト、昔の絵画集、、とても大好きでした。やなせたかし先生のご冥福を心から御祈りいたします。アンパンマンはこれからもチビッコ達の永遠のヒーローです」(つるの剛士さん)、「やなせさんの絵本で『やさしいライオン』というお話が、子供の頃泣けて泣けて、今でもそれをふと思い出したりします。ご冥福をお祈りします」(鈴木砂羽さん)など、芸能界のやなせさんファンからも追悼の声が上がった。