日本車シェアようやく回復 中国の9月販売統計

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   2012年9月の尖閣問題をきっかけとした日中関係の悪化で低迷していた中国での日本車の販売シェアがようやく回復した。中国の自動車工業協会が2013年10月11日に発表した9月の新車販売統計によると、乗用車に占める日本車シェアが17.45%となり、前月から2.2ポイント回復した。

   日本車の9月乗用車販売は前年同月比約74%増え、27万8000台。2年前の9月よりも約8000台上回った。大きく引き離されていた首位ドイツとのシェアの差も、9月は約1.8ポイント差まで縮まった。

   一方、日産自動車とトヨタ自動車、ホンダが9月8日に発表した9月の中国での新車販売台数によると、日産が前年同月比83.4%増の11万7100台、トヨタは同63.5%増の7万2100台、ホンダは同118.1%増の7万3990台だった。

   とくに伸びが目立ったホンダは、9月に全面改良した主力の「アコード」など、6~9月に新たに投入した3車種が売り上げを引っ張った。

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