産経新聞の電子版が2013年10月10日20時頃、村上春樹さんがノーベル文学賞を受賞したと誤報し、直後に削除した。電子版は号外形式で、iPhone、iPad、アンドロイドなどのスマートフォンやタブレット端末向けに配信。号外が掲載されたという通知も誤送信した。事前に準備した「予定稿」を、実際の発表結果を確認しないまま配信してしまったとみられる。
電子版を発行する産経デジタルの近藤哲司社長は、
「電子新聞を発行する産経デジタルで確認作業を怠り、誤った電子号外掲載と読者へのメッセージ通知を行ってしまいました。村上春樹さんはじめ関係者、読者の方にご迷惑をおかけしました。深くお詫びし、再発防止を徹底します」
とコメントを出した。