「あまちゃん」DVDのセリフカットで松田聖子バッシング 圧力をかけた?それとも「事実誤認」だからか?

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宮藤官九郎は当時幼くてアイドル事情に疎かった?

   一方で、聖子さんからクレームがあったのかどうかは別にして、放送直後からこのセリフに関しては首を傾げる視聴者がいた、などとし、削除して当たり前だと考えている人もいた。それは「ぶりっ子の語源は聖子」という点と、「ぶりっ子は同性の憧れの対象」という部分が「事実誤認」だというのだ。

「聖子に対して『ぶりっ子』を指摘する層は彼女を嫌ってたぞ」
「ぶりッ子→男の前で媚びを売り同性に嫌われる最悪女。死語」
「ぶりっ子ってのは聖子をばかにするための言葉だから、どんな言い方変えても当時は『ばかにするために使っていた』。それを小泉は知ってるのに、小泉が言うんだから そりゃむかつくわ」

などといった書き込みや、「あまちゃん」の脚本家の宮藤官九郎さん(43)は、聖子さんが最もアイドルで活躍した時代は幼かったため、当時を知らないまま書いてしまったのではないか、と憶測する人もいる。

   ちなみに「ぶりっ子」は今でも女性には不人気のようで、ポータルサイト「goo」が13年10月5日に発表した「女性からみて『なぜ?』と思う男性の行動ランキング」では、「ぶりっこを『可愛い』と思ってしまう」がベストテンの3位に入っている。その理由に、

「自分をかわいく見せようと虚像を演じるぶりっこに女性の目は厳しく光ります。ぶりっこに嫌悪感を抱くのは、嘘をつかないことや正直であることを大切にしている人なのかもしれませんね」

という説明がついている。

   NHKに対し、なぜ小泉さんのセリフの一部をカットしたのか聞いてみたが、

「ご指摘のセリフをDVDに入れていないのは制作上の理由からです。番組をDVD化する際、制作上の理由などで、放送した内容を一部編集することはこれまでにもあります」

ということだった。

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