流通大手のイオンとセブン&アイ・ホールディングス(HD)の2013年8月中間連結決算が10月7日に出そろった。両社とも、利益率の高いプライベートブランド(PB)商品の売り上げが伸び、営業利益は増益だった。
イオンの中間期の売上高は、前年同期比9.3%増で過去最高の2兆9818億円。営業利益は1.4%増の737億円だったが、最終利益は235億円と15.9%減の減益となった。食品スーパーなどが振るわなかった。
一方、セブン&アイの売上高は15.4%増の2兆3375億円でイオンに及ばなかったものの、営業利益は11.8%増の1645億円、最終利益は24.6%増の833億円といずれも過去最高を更新した。