サッカー本田「レーシック手術失敗」を否定 「もちろん満足、何の後悔もない」

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目がよく見えるようになって精神的に落ち着いた

   2013年に入ると、2月に左足首の故障が見つかって3月26日のW杯最終予選、ヨルダン戦を欠場した。しかしけがから復帰すると、6月4日の豪州戦では試合終了間際の後半ロスタイム、自らゴール「ど真ん中」にPKを蹴り込んでチームをW杯出場に導いたのは記憶に新しい。6月にブラジルで行われたコンフェデレーションズ杯の3試合、8月のウルグアイとの親善試合など、その後も代表メンバーの柱としてのプレーはチームの信頼を集めている。

   CSKAでもリーグ優勝やロシア杯優勝に貢献、夏にはイタリア1部セリエAの名門ACミランが獲得に乗り出し、期限ギリギリまで交渉が続けられた。裏返せば、術後にパフォーマンスが落ちていたなら強豪クラブがそこまで本田選手を欲しがるわけがないだろう。

   「フットボールレフェリージャーナル」を運営するサッカージャーナリストの石井紘人氏は、取材で本田選手のプレーを何度もスタジアムで見ている。J-CASTニュースの取材に「レーシック手術の影響は、全く感じませんでした。『失敗』は単なるうわさでしょう」と明言した。活躍が続いているのは足のけがが治って体調面で不安が取り除かれたのも事実だが、「目がよく見えるようになって、精神的に落ち着いたのも大きいかもしれません」。

   確かに本田選手はインタビューで「サッカーでぼやけるのが一番つらかった」「ストレスを感じていた」と、視力が悪かった当時を振り返っている。懸念材料が解消されて、来年のブラジルW杯まで好調が維持されれば、代表チームにとってこれほど心強いことはない。

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