大阪府警の「不審者情報」にサラリーマン恐怖 「これって誰でも当てはまる」「俺が逮捕されるのか?」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   大阪府警西堺警察署が発信した不審者情報がネットで話題になっている。

   そこには不審人物が「白っぽいシャツを着ていてビジネスバッグを所持していたサラリーマン風」という程度の特徴が書かれていただけ。どんな行動をしていたのかが書かれていなかったため、「これってオレも犯人と疑われるのか?」などと盛り上がっている。

白っぽいシャツ、スラックス「黒色のビジネスバッグを所持」

   不審者情報が掲載されているのは大阪府警のホームページにある「大阪府警安まちメール」の「犯罪注意報」。2013年10月2日に西堺警察署が発信したのはこんな内容だった。

「10月1日午後9時30分ころ、堺市西区原田付近において、不審者が徘徊するという事案が発生しました。不審者は、一見して25歳位のサラリーマン風の男1名で、白っぽいシャツ、スラックスを着用し、黒色のビジネスバッグを所持していました」

   そして、不審者を発見したら110番通報しましょう、と呼びかけている。

   確かにこの文章を読む限りでは何が不審なのかわかりにくい。ネットではサラリーマンだったならば誰でも当てはまる服装だとし、「これって俺が逮捕されるってこと?」「外出禁止令でも出てんのかよw」などと話題になり、

「堺あたりに会社員がいるのは不自然って事?」
「考えられるのは 白っぽいシャツ、スラックスをどのように着用していたかだな」
「どう見ても暗い住宅街で道に迷ってるビジネスマンです」

といった意見で盛り上がっている。

サラリーマン風でも不審者の可能性がある

   大阪府警の他の不審者情報を見てみると、

「通学中の女子中学生に携帯電話機を向けて、容姿を撮影する不審者が出現しました。不審者は、年齢50歳くらい、体格中肉、シルバー色の普通乗用車に乗車した男1名」

などがあり、こういう記述ならばわかりやすい。

   大阪府警広報に今回の西堺警察署が発信した情報はどのように理解すればいいのか話を聞いてみると、文章を読んでもらえればわかるように、服装が不審なのではなく不審な徘徊をしている男がいて、その特徴を書いていると説明。

「こういうサラリーマン風の格好をしている不審者がいるため注意してほしい、ということなんです」

と説明した。

姉妹サイト