元AKB48の篠田麻里子さんによるファッションブランド「ricori(リコリ)」の心斎橋店(大阪府)が「オープンから半年で閉店した」とインターネット上で話題になっている。
2013年10月1日現在、公式サイトのニュース欄に説明は見当たらない。ネットでは、あまりの早さに「うまくいってないのではないか」と心配する声があがったが、実際は全国展開に向けた移転統合だったようだ。
「人気なら両店舗やるだろうに」ファンら売上不振を心配
「ricori」は篠田さんがプロデュース&デザインを手がけるレディースファッションブランドで、2012年10月に始動した。「女の子に魔法をかけた1枚の服」をコンセプトに掲げ、10代後半~30代の女性をターゲットにしたファッションアイテムを展開している。今年2月には人気ファッションビル「ルミネエスト新宿」に1号店を出店。3月上旬には「心斎橋OPA」、同月中旬には梅田「HEP FIVE」にも出店した。
しかし、その心斎橋OPA店がオープンから半年もたたないうちに閉店していたことが明らかになり、2013年9月下旬からインターネット上で話題になった。きっかけは9月中旬に店舗を訪れた女性のツイートだ。「篠田麻里子のお店ricori心斎橋店先月(編注:8月)の26日に潰れてた 公式ホームページ見て行ったんだけど...(略)せっかく岐阜から来たのに残念」とつぶやいた。
ネット上では早すぎる閉店に驚きの声があがり、「大阪くらいの大都市だったら2店舗あっても差し支えないはずだけどな」「人気なら両店舗やるに決まってる」と、売れ行きが思わしくないのではないかと心配する意見が出ていた。移転統合の情報は8月19日更新の公式ブログで確認できるが、現在、ニュース一覧に閉店情報は見当たらない。このことから「閉店したのにHP上で何もアナウンスもなくてスルーかましてるのが信じられない」と不審がる声があがった。