NHKが2013年9月26日昼のニュースで、大量の無修正エロビデオ、アニメのタイトルと、その種の動画を配信するサイトの名前を画面いっぱいに表示していたとネットで騒ぎになっている。
このニュースは13年上期のサイバー犯罪件数を報じたものだが、そのイメージ画像としてパソコンで検索した上記の画面をそのまま表示していた。ネットではNHKがサイバー犯罪と無修正エロビデオを結びつけた理由がわからない、として「クッソワロタwwwサイバー犯罪ww」「モザイクで少しは文字を隠すべき」などといった声が上がっている。
キーボードの画面がいきなり変わって…
このニュースは「サイバー犯罪検挙数 過去最多」というタイトルで午後1時3分ころから約1分半にわたって放送された。内容は他人のIDやパスワードを盗みコンピューターに侵入するといったサイバー犯罪が13年6月までに全国で4093件起きて、昨年の同時期に比べると、率にして25%増え、統計を取り始めた04年以降で過去最多になった。そのうち不正アクセス禁止法違反は昨年の12年に比べ同3.4倍に増加。著作権法違反は419件で去年の同2倍近くに。検挙されたのはファイル共有ソフトを使った違法なアップロードが多く、新たに罰則が盛り込まれたダウンロードでの検挙はなかった、と報じた。
テレビ画面にはイメージ映像としてパソコンのキーボードとそれを操作している手が映っていたが、途中でいきなりパソコンのモニターに切り替わる。そこには「無修正」と書かれているカタログのような文字列が画面いっぱいに表示されていた。
「モザイク、イラネ、~おっぱい買収~」「極上泡姫物語」「朝起きたら彼氏が女の子になってました」「僕の個人トレーナーと潮吹きエクササイズ」「ロリ3P編」「囚われた人妻~恥辱に濡れた家庭内監禁調教」「本物RQ 東熱流肉便器処理」「美女の恥肉塊」
といった無修正エロビデオ、アニメのタイトルが一覧で並んでおり、「カリビアンコム」「一本道」といった、無修正動画ファンにとっては超有名な配信サイトの名前があった。この状態が10秒間ほど続き、目を凝らせば十分読み取れたため、視聴者たちを驚愕させることになった。
サイバー犯罪ではなくワイセツ関連の問題では?
ネットではこうした画面を出したNHKに対し、無修正エロビデオ一覧画面とサイバー犯罪の関係がよくわからないし、どちらかといえばワイセツ関連の犯罪ではないのか、これを出す場合はモザイク処理などをするべきではないのか、といった疑問も出て、
「NHKで肉便器wwwwwww」
「何でわざわざこれをチョイスしたんだよwww編集の時点で悪ノリしただろwww」
「これ検索ワード『無修正』だろwwwなんで、そんなワードで検索した画面を映すのかね。バカだろwwwwww」
などといった意見が出ていた。