「AKBってアリ地獄で、一度嵌ったらぬけ出せない」
小林さんは13年6月のブログで、この本をもって「わしのAKBに関する一切の言論活動は終わる」「秋からは、次の重大な仕事に取りかかる」「来年の総選挙のときは、わしはライトな一ファンとして、メディアを通して見ることになろう」と書いていた。
このブログが「よしりんのヲタ卒宣言だ!」としてAKBファンらの間で話題になり、「残念」「せいせいする」などの声が上がっていた。
しかし新刊「AKB48論」は、これでキッパリ「ヲタ卒」できるとは到底思えない、AKB愛が詰まった内容だった。小林さん自身もあとがきで、「AKB48ってアリ地獄で、一度嵌ったらあっさり、きっぱりぬけ出すことはもんのすごく、むずかしい」「自分のブログで『ヲタ卒業』を宣言したら、全然、そうはいかない。メンバーまでがやめないでと言ってくれるから、それが社交辞令だとしても振り切るのは困難だ」と、「まだ卒業しない」という姿勢を示している。
さらに「恋愛禁止条例」が事実上崩壊してしまっている現状を受け、「言っておくが、わしは運営がスルーしても、『不純なアイドル』は認めない!AKBに大事な娘をあずける親にしたって、わしのようなファンが御意見番になっていた方が安心なのではないか?」と、まだまだAKBについて語っていく考えを明らかにした。