あまちゃん経済効果、33億円 ロケ地の観光客、震災前の11倍超

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   2013年9月28日に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地となった岩手県久慈市の「小袖海女センター」に、7~8月に訪れた観光客が約7万6000人となり、東日本大震災前(2010年)の11.7倍になった。

   久慈市小袖海岸にある「小袖海女センター」は、海女による素潜り漁の実演を行っている。11年3月の震災による津波で全壊したが、その後プレハブで活動を続けてきた。12年の観光客数は約3250人、震災前の10年は約6500人だったが、この夏は「あまちゃん」人気に沸いた。土日祝日はマイカー規制をするほどのにぎわいという。

   地元、岩手銀行のシンクタンク「岩手経済研究所」が9月2日に発行した機関誌によると、「あまちゃん」の岩手県経済への波及効果は32億8400万円。観光消費額の推計は30億6400万円と試算している。

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