生ける廃墟モール「ピエリ守山」の行く末は? 店舗ついにヒトケタ、今後は「何も定まってない」

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担当者「今、お話できることはありません」

   すでに「生ける廃墟モール」として廃墟マニアには知られる存在だったピエリだが、9月上旬ごろから、その「過疎化」ぶりがインターネット上で話題となった。現地を訪れる人も多数現れ、「駐車場混みすぎワロタwwwww」「来週には駐車場埋まっちゃうんじゃね」「2店だけ残ったフードコート。今日はなかなかの賑わいぶり」など続々と報告。ネット上での人気は観光名所さながらだ。

   その後も店舗数は着々と減り、9月23日には「サンマルクカフェ」と「アクアネーム」が閉店。9月25日現在では8店舗を残すのみとなっている(ATM、宝くじ屋除く)。ラインアップにはペットショップや幼児教室、旅行代理店なども含まれ、日常使いのお店は飲食店だけだ。今年2月には「アヤハディオ」「ハッピーテラダ」大型店舗企業2社との出店基本合意締結も発表していたが、2店舗ともオープンした形跡はなく、目標だった「初夏のリニューアルオープン」も未だ果たされていない。ピエリ守山は、どうなってしまうのだろうか。

   ピエリ守山の担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、発表した2社の出店計画は最終的な契約まで至らなかったと明かした。今後についても「今、お話できることはありません」とコメントするにとどめる。また、以前から一部で噂されている会員制大型倉庫店の出店についても「現段階では、その事実はないです」と話した。

   ネット上では「事務所を入れてビジネス街にしたらどうだろう?」「自衛隊や米軍向けに対テロ用の訓練貸出やサバゲイベント施設としての貸出やな」「Amazonの倉庫にしようぜ」などさまざまな案が出て盛り上がるが、実際の行く末は、まだ何も定まっていないのが現状のようだ。

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