「勝負はこれから」との見方も
BCNに話を聞いてみるとこの携帯電話販売台数のランキングは量販店のデータであり各キャリアショップでの販売台数は含まれていないが、ドコモのスタートダッシュが鈍っているとするならば、他の2社と比べサービスを整える前に販売していることが原因で、ドコモのiPhoneが欲しい人たちは様子見をしているのではないか、と考えている。例えばドコモのiPhoneは、これまでドコモのiモード、spモードで利用していたメールアドレスが13年10月1日まで利用できないし、旧端末からiPhoneへのメールデータの移行は不可となっている。また、ドコモの代名詞ともいえる「おサイフケータイ」が搭載される時期は未定など様々なことがある。ただし今後、こうしたことは整備が進められるため、これからもドコモが競合2社の後塵を拝することになるのかはわからない、としている。
アップルの新型「iPhone」の売上自体は絶好調のようで、米アップル社は「iPhone 5s」「iPhone 5c」を合わせ全世界で、900万台を発売3日間で販売したと発表した。発売3日間実績は「iPhone 4S」 が400万台、「iPhone 5」は500万台だったことから凄まじい勢いで伸ばしていることがわかる。