俳優の玉木宏さんがクレジットカードを利用して買い物した際のレシート写真を、店の従業員がツイッターで勝手に公開していたと報じられ、騒ぎになっている。
それによると、サインに加え、カード番号もはっきり写りこんでいた。
成田空港のおみやげ店で…
サンケイスポーツが9月21日付で報じたところによれば、玉木さんは16日、成田空港内のおみやげ店を訪れ、カードで買い物を行った。この際、店員の1人がスマートフォンで撮影したレシートの写真を同僚に転送、受け取った店員が16日深夜にツイッターで、「バイト先に玉木宏が来た」という趣旨のつぶやきとともに公開したという。玉木さんの筆跡のほか、一部を除くカード番号が確認できる状態だったとされる。
写真は間もなく削除されたものの、店舗を運営するNAAリテイリング、玉木さんの事務所はともにこの問題を確認し、2人の店員は事務所に謝罪して謹慎中、現在処分が検討されているとのことだ。
この夏、「バイトテロ」「バカッター」とも称された若者による店舗などでの不適切写真が、相次いで問題化した。
9月までに50件近くの炎上事例
にも関わらず、こうしたバカッター騒ぎは沈静化する様子がない。
ニュースサイトなどが取り上げるなどした事例だけでも、7月以降現在までにおよそ50件近い炎上騒動が確認できる。9月に入ってからも、「電話ボックスで花火を行った神戸女学院大学生」(6日)「伏見稲荷で全裸写真を撮影した早稲田大学生」(9日) 「ピザーラでネズミの死骸写真を撮影したバイト従業員」(10日)「靴下を男性器に見立てた写真を撮影した男性客」(17日)などなど枚挙に暇がない(日付はJ-CASTニュースでの報道時期)。各種まとめサイトなどでも毎日のように、新たな事例が追加されており、もはや「バカッター」は日常と化しつつある。
海外メディアも、こうした状況に注目している。韓国MBCテレビは特集の中で、「日本社会では他人に迷惑をかけないよう気をつけることが美徳とされてきた。しかし最近の若者たちはその正反対のことをあえてし、自らの欲求を満たしているようだ」と、一連の騒ぎを解説している。