SMAPの木村拓哉さん(40)が、腕時計を右腕にはめている理由について、ラジオ番組で「平和の象徴」だからと説明したことが、ネット上で話題だ。
右利きの人は、腕時計を左腕に着けることが常識――。木村拓哉さんは、そんな考え方に異論を差し挟んだ。
「狙撃手が引き金から一度手を離すから」
TOKYO FMで2013年9月13日深夜放送の「木村拓哉のWhat's up SMAP」でのことだ。都内在住のリスナーが、拓哉さんのマネをして腕時計を右腕に着けているとしたうえで、そもそもなぜか聞きたいと質問してきた。
これに対し、拓哉さんは、ムキになった様子で、「なんで、右腕に時計をはめることが、疑問なの?」と声を上げた。
「何うなずいてんの? すげ~やな感じすんだけど、左手常識だろみたいな感じでこっちみんな見てますけど」
そう苦言を呈した後、拓哉さんは、右腕にはめることには意味があると力説した。それは、「平和の象徴」だというのだ。
「狙撃手がこの時刻になったら引き金を引けっていうふうになったときに、狙撃手が一度引き金から手を離さないといけないのが、右手なんですって。で、左手にはめていると、要はここに手首の内っ側に時計を持っていけば、その時間になったその瞬間、秒針がピンって指した瞬間に引き金を引けてしまう…」
拓哉さんは、このことを知って、右腕に着けようと決めたそうだ。
ただ、ドラマの役をするときは、左腕が常識という形に従っているとした。
この発言内容が一部ニュースサイトで紹介されると、ネット上では、たちまち論議の的になった。
疑問の声としては、「意味わかんね」「ただのかっこつけw」「俺左利きだから右にするけど、一緒にされたら迷惑だわ」といったものがあった。また、右腕にはめることについては、「ぶつけやすいし、スポーツするとき邪魔」「握手する時に時計が見えてたりカチャカチャ音がするのってマナー的にはどうなの?」との指摘も出た。