女優・藤原紀香、秘密保護法案に危機感 「民主主義国家ではなくなってしまうのかな」

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   政府が臨時国会での成立を目指す「特定秘密保護法案」について、女優の藤原紀香さんが「国民の一人としていかがなものかと心配しています」とブログで批判し、賛成や反対などの意見を、パブリックコメントへ投稿をするよう呼びかけている。

   「特定秘密保護法案」は、防衛、外交、安全脅威活動の防止、テロ活動防止に関する事項のうち、特に秘匿が必要な情報を行政機関の長が「特定秘密」に指定し、これを漏らした公務員や政治家らに最高で懲役10年を科すというもの。

「真実をネットなどに書いた人は罰せられてしまう」

   大手マスコミは社説などで法案の「特定秘密」の範囲が曖昧な点を批判している。「安全保障に関する外国の政府または国際機関との交渉または協力の方針または内容」とあるが、規定の範囲が広すぎるため、本来公開されるべき情報が隠されてしまう可能性がある、などとしている。

   新聞の社説を読んだ藤原さんは、

「放射能汚染、被爆などのことや、他に、もし国に都合よく隠したい問題があって、それが適用されれば、私たちは知るすべもなく、しかも真実をネットなどに書いた人は罰せられてしまう。。。なんて恐ろしいことになる可能性も考えられるというので、とても不安です(>_<)」

と書いている。

   もちろんスパイ行為への罰則は必要で、なんらかの法案は必要だと言うが、「原発の問題や放射能の問題は、国民が知るべきことだと思うので、その国家機密にあたる範囲がどこまでなのか、曖昧なのが問題なのだと思います」と指摘。また、「反対の声を挙げている人たちや、真実を知ろうとして民間で調査している人やマスコミ関係者などが逮捕されてしまう可能性があるって。。。日本は民主主義国家ではなくなってしまうのかな(T_T)」と、危機感をあらわにした。

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