後半で一転「私はGカップの20代女子大生」
前半部分だけでも十分胡散臭いのだが、後半を読めば全てが嘘だと明らかになる。婿養子になるにあたり「私を妻とする事に依存(原文ママ)が無ければ」という控えめな条件の後には、出会い系勧誘メールで見慣れたプロフィールが記されているのだ。名前は茶々。20代の女子大生でGカップ、ちなみに処女だという。ホームページで判断の上、もしOKならば「ホームページ上にある『立太子ボタン』を押してください」とのこと。もし受取人が断ると、120代に渡って続いてきた「天照の血」が途絶えてしまうというのだから責任重大だ。
同メールを受け取った人物の1人がインターネット上に2013年9月アップすると、たちまち話題になった。「久々の力作だと思うわ」「名誉毀損罪は適用されそうだ」「まさか迷惑メールで熊沢天皇の名前を見ることになるとは…これ書いたやつは近代史好きか」「ボタン一つで即位できる時代か ネットの発達ってすげーな!」とさまざまな反応があがっている。
ちなみにこの迷惑メールは2007年には既にあったらしい。内容はほぼ同じだが、当時のメールではGカップではなくEカップとなっていたようだ。