学生の1割がバイトテロ「容認」 普段のモラルのなさがツイッターで顕在化

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炎上した店舗の「食べログ」にはバイトへの苦情も

「店員のバイトの子もあまり慣れていないみたいで、手際は決してよくなかったです」

   という声はまだ穏やかな方で、別の利用者からは、

「あまりにもマナーがなっていないところばかりが目につきます。まず、前の客が使用していたテーブルを片付ける時すぐ横に待っている客が(私たちですが)いるのに『洗い物しないと』とか『忙しすぎる』とか、愚痴をこぼさないでほしいです。また、席に着いた後も、ずっと放ったらかしです」

とも。さらに別の利用者は、

「私のセットがカウンターに出されているのに、それより後のお客の注文を受け放置。のびやしないかとひやひやしました。案の定のびていました」

と、手際の悪さに不満を爆発させていた。利用者の前でもこれだけ悪い印象を与えているということは、厨房でも問題行動を起こしている可能性が高いともいえ、それがツイッターを通じて一気に顕在化したとみられる。

   この店はウェブサイトを開設しておらず、炎上を把握するのが遅れた可能性もある。9月10日時点で店の壁には、

「閉店 この度、一部の従業員達(多摩大学学生)による不衛生な行為により営業を停止させて頂く事になりました。皆様には深くおわび申し上げると共に永きに渡りご愛顧頂きまして本当にありがとうございました」

という紙が張られている。この店は大手チェーンに属しておらず個人経営に近く、無念の閉店宣言となった。

   また、アルバイトがソーセージをくわえた写真をツイッターに投稿して問題になった「丸源ラーメン」を運営する物語コーポレーションでは、8月7日の発表で、同社の反省点として

「従業員の窃盗行為を防ぐべく教育体制や仕組みを持てなかったこと、SNSの正しい使い方を教育・徹底出来なかったこと」

   を挙げており、やはり従業員のモラルの問題を重く受け止めているようだ。再発防止策として(1)再発防止を訴える社長ビデオメッセージの配信(2)全従業員からコンプライアンスに関する誓約書をとる(3)衛生教育などの再徹底などを挙げている。

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