「なにも閉店しなくても…」との声も
ひと昔前なら、アルバイトの従業員が悪ふざけをしたとしても、店が休業や閉店にまで追い込まれることはなかった。瞬く間に情報が拡散する、インターネット時代だからこそ起こり得たことで、おそらく当事者は「そんなつもりじゃなかった」だろう。
しかし、従業員が起こした事件ともなれば、企業側にも苦情が殺到。それに伴う信用低下に営業停止と痛手も大きい。
とはいえ、ネット上では「そもそも、閉店までしなければいけないの?」「閉店とか賠償とかはやりすぎ」といった声も。「不採算店の整理の口実では?」との指摘もみられる。
低賃金で働いているアルバイトの不満が原因とみられ、「店側がまいたタネ」との見方もないわけではない。
脳科学者の茂木健一郎氏はツイッターで、「バイトが、悪ふざけの画像をSNSにアップするのがマズイことは当然。そのバイトがおとがめを受けるのも当然。しかし、その結果の店舗閉鎖という経営判断は、明らかに行き過ぎで、お粗末。自身のお粗末な経営判断を棚に上げての損害賠償請求は、愚か。拍手する世間も、低レベル。以上。」と、一刀両断だ。