引っ越しに車購入…「節約」にはならないかも
もっとも、いくつかの留保点はある。ツイッターなどで読者からも指摘が上がっているが、職場である新聞社では普通に電力が使えるので、遅くまで仕事をしていればその分使用料は少なくて済む。食材などもコンビニやスーパーなどの冷蔵庫を利用しているとも言える。こうした「他人の電気を結局使っている」点は斎藤記者自身も認めている。
また7日の記事中では、冬の寒さに耐えかねて日当たりの良い部屋に引っ越しをしたこと、太陽光発電や蓄電池が利用できる中古のキャンピングカーを購入したことも記される。斎藤記者は自身のツイッターで、以下のように補足している。
「今回の5アンペア生活記事は、引っ越したり、動く家を買ったりと、快適化のためにかなり大がかりなことをしたことを報告しています。いろいろ節電アイテムも購入しています。清貧の生活をイメージしている人にとってはツッコミどころ満載でしょう」
「ただ、5アンペア生活は、お金を使わずに暮らすことではありません。エネルギーをなるべく使わず、かつ、快適に暮らそうと追求していくと、それなりの出費はかかってしまうのです」