「これが現実」報道に理解示す声も
殺害の瞬間は画面を暗転させるという配慮はあったものの、とくダネ!を見ていた視聴者は大きなショックを受けたようだ。
インターネット上では、「………今とくダネ!見てた人いるか…?シリアのん………」「まじかよ・・・放送するのかよ・・・」「朝から見る映像じゃない・・・」「銃で撃つ瞬間は暗くなったけど音だけ流れた。気分悪い」「いくら注意のテロップ流したってこんなんニュースで見したらあかーん」などと書き込まれている。
シリアでは11年から政府軍と反体制派の武力衝突が続いており、13年8月末時点で死者数は11万人を超えたと見られている。13年8月21日に政府が神経ガスのサリンを用いて多数の市民を無差別に殺したとして、米国が空爆する構えも示していた。
しかし現実に何が起こっているのか、日本ではなかなか伝わりづらいのが現状だ。「朝から衝撃映像で頭痛くなった・・・けど、これが現実」と、ありのままを報じる重要性を語るネットユーザーもいる。
米国では殺人事件の被害者や戦闘での死者などの写真や映像がモザイクなしに公開されるのは珍しいことではない。