「前世は世阿弥。お神楽踊る女性だったことも」ぶっ飛び発言も
大川総裁に降臨した秋元氏の「守護霊」は、「自分だけの成功だったら続かないけど、ほかの人を成功させていこうとしてるので、『どうやったら、この人がヒットし、大勢に受け入れられるか』ということを、いつも考えてる」「十代から二十代前半ぐらいのところの気持ちをいつも意識してる」などとプロデュース業について語ったほか、「霊言は言葉のイメージが少し悪い。『ミラクルボイス』とかさあ、もうちょっといいネーミングを、少しは考えたら?」「過去世(かこぜ、前世の意)があるとすれば世阿弥。お神楽みたいなものを踊る女性だった転生もあった」などぶっ飛んだ発言も飛び出した。
また、幸福の科学が芸能界にスターを輩出しようとしているがまだまだという話を聞くと、「指導をしてる人たちに、大してやる気がないんだろうと思うよ」と指摘したり、大川総裁の娘・咲也加さんに「(総裁の)娘さんなの?顔がちょっと似てるね」と声をかけたりする一幕もあり、本当に大川総裁に秋元氏の意識が乗り移っているかのようだ。
一方で、「大分からだとか、栃木からだとか、そういう田舎から出てきたような子が、(中略)そういうポッと出の子が変化していくあたりが面白いなあ」と話している。「栃木から出てきた子」は大島優子さんのことを指していると思われるが、大島さんはAKB加入前から子役として活動しており、「ポッと出」とは言いがたい。「守護霊」と実在する秋元氏の間では認識の違いがあるのだろうか。
巻末には付録として、前田敦子さんの「守護霊」からの言葉も掲載。「秋元先生は、天才プロデューサーです。現代の魔術師です。平凡な私たちを、日本の、そして世界のアイドルにしてくれました」と、240字余りの思いがつづられている。