外から丸見えで、AV撮影のうわさ
王将フードサービスによると、同時に石川県警にも相談し、県警を通じてホストクラブにカバー写真の削除を求めた。クラブのフェイスブックはその後、アカウントそのものが削除されている。
報道によると、ホストクラブ側は、クラブで配るカレンダー写真に使うため、餃子の王将の店からは、事前に許可を得ていたと説明した。写真については、「内輪で笑ってくれればいいと思った」と言っている。
とはいえ、王将フードサービスによると、この店は、24時間営業の店で、撮影当時は店内に客が数人いたという。また、店はガラス張りになっており、外から丸見えになっていた。
実際、ツイッターでは、撮影日に近い2012年12月8日に「片町の餃子の王将でAV撮影しとるらしい」といったうわさが流れていた。
こうした状況から、ネット上では、店側がなぜ警察に通報するなどの対応をしなかったのか疑問が出ている。
この点について、王将フードサービスの経営企画部では、店側が警察への通報や会社への報告をしていなかったことを認め、「そこまで考えが及ばなかったようですが、対処が必要だったと考えています」と取材に答えた。カバー写真では、左奥に店のアルバイトが立っているのが見えるが、「従業員を含めて2、3人しかおらず、相手は10人ほどもいるので怖くてどうしようもなかったようです」と説明している。