仲良し夫婦、過去の流産も乗り越える
鈴木さんは2002年、初対面の大島さんにプロポーズ。「交際0日」という「超」が付くほどの電撃結婚だったが、2009年には「パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞、今年で結婚11年目を迎える仲良し夫婦だ。
大島さんがチャリティーマラソンランナーを務めた「24時間テレビ36 愛は地球を救う」(日本テレビ・8月24~25日放送)では、結婚10周年の際に鈴木さんが贈ったDVDが放送され、大島さんが2008年1月に流産した時のエピソードが明かされた。鈴木さんが録画した映像には、途中のコンビニで買った「あんまん」を泣きながら食べる大島さんが映し出されていた。大島さん自ら「カメラを回して欲しい」と希望したものだそうで、あんまんを食べたのは「(夫の前で)少しでも元気なところを見せたかった」というのが理由だという。
手紙ではそんな大島さんの言葉も紹介されている。
「結婚式のスピーチとかで、『結婚したら喜びは二倍に。悲しみや怒りは半分に』とか言うけどあんなのうそだ」「愛してる人が腹が立つことがあったら、一緒に腹が立つはずで、そしたら家の中は怒りも2倍になるはずだってことに気づけた」
鈴木さんは「一緒に怒って貰えると、なんだか怒りがスーっとひいてきて、そのあと、小さなことで笑える。笑顔が戻る」と語っている。インターネットから燃え上がった西野さんとの一件も、2人にとっては愛と絆を深めるスパイスだったようだ。インターネット上でも「素敵な夫婦だぁと感動」「ステキすぎる!こんな夫婦になりたい!!」「感動した。怒りが二倍って、確かにそうかもしれない」といった声が上がっている。なお、鈴木さんのブログ(9月4日)には全文が掲載されており、「一緒に笑うことも大切ですが、一緒に怒ることがより大切だなと感じたり。これ、共感できますか?いまいちピンときませんか?」と読者に投げかけている。