3度目の「史上初」を達成 大毅王座奪取で亀田3兄弟

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   ボクシングの亀田3兄弟の次男、大毅(24)が2013年9月3日に高松市で行われたIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチに勝利し3兄弟同時世界王者を実現した。試合は同級3位の大毅と同4位のロドリゴ・ゲレロ(25)=メキシコ=との王座決定戦。大毅は3-0の判定で勝利。大毅は減点2を受けたにもかかわらず3人のジャッジのうち2人が6点以上の大差をつけた。ゲレロは「自分が少し上と思った」と不満を表した。

   約9キロもの減量のため試合前5日間ほぼ絶食したという大毅に対し、3度の計量の末やっとパスしたゲレロ。一夜明けた4日の会見で大毅は「ボクシングのボの字も見たくない」などと述べ、体力を使い切った様子だった。

   3兄弟の長男、興毅(26)は06年8月にWBA世界ライトフライ級のタイトルを獲得したのを最初に10年12月にWBA世界バンタム級チャンピオンとなり日本人初の3階級制覇を達成。大毅は10年2月にWBC世界フライ級王座に就いて史上初の兄弟世界王者となった。1年1月に大毅はタイトルを返上。13年8月に三男、和毅(22)がWBO世界バンタム級の王座を奪い、再度史上初となる3兄弟世界王者に。そして今回のタイトルマッチで大毅が勝利したことで3兄弟同時王者となった。これで兄弟による「史上初」は3度目。

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