「竜巻」きたらどこに逃げる? 窓のない部屋、風呂場やトイレに閉じこもる

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同じ積乱雲が原因の雷注意報に注目

   ただ、こんなにギリギリではなく竜巻が来ることを事前に知ることは出来ないのかという疑問も残る。気象庁は2日5時の段階で「関東甲信地方では、2日夜遅くにかけて落雷や竜巻など激しい突風に注意してください」との予報を出していたが、竜巻注意報自体の発表は、被害が起こるほぼ直前だった。その上、予報のような文章はこの時期ほとんど毎日のように出ており、そのたびに気をつけるのはなかなか難しい状況だ。

   さらに、気象予報士の森朗さんがひるおび!に話したところによると、今回のケースでは竜巻の原因となる積乱雲が非常に急速に発達したため、「自然現象と(注意報を出す)人の作業との競争」になってしまったという。

   ただ、こうした状況下で少しでも危険を避けるための一つの方法として、森さんは雷注意報に注目するようアドバイスしている。雷も竜巻も積乱雲が主な原因であり、「雷注意報」はいわば積乱雲注意報と行ってもいいくらいだからだという。

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