新iPhoneのつながりやすさにKDDI自信満々 通信障害にパケ詰まり解決できたか

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「全国満足度調査」ソフトバンクはわずか2県

   新型iPhoneは、アップルが9月10日に発売するとの予測が流れている。そうなればKDDIとともにSBMも、国内で発売するのは間違いない。

   SBMは特設サイトをつくって「スマホのつながりやすさNo.1へ」とアピールを続けている。「スマホパケット接続率」では最新の8月4日の結果でSBMが97.1%に達し、auやNTTドコモの端末を抑えてトップだと主張する。

   ただ気になるデータもある。ネット調査会社「ネオマーケティング」が8月29日に発表した「47都道府県別通信会社のつながりやすさ満足度調査」では全く逆の結果が出たのだ。全国4230人を対象に、利用している携帯電話会社の全般的な満足度を聞いたところ、26県で首位だったのがドコモ、次いで18県のau、最下位のSBMはわずか2県にとどまった。調査では「つながりやすさは2強1弱」と評した。

   「ネットにつながりにくい」という質問項目に対しても、そう感じると答えたSBMユーザーが27.1%に上った。ドコモ21.0%、auの23.4%に比べると、ここでも厳しい数字だ。LTE対応端末やiPhoneに限定した調査ではないが、SBM自身が「1番宣言」をしているのにユーザーの印象は正反対というのも奇妙だ。

   この調査で高評価を得たドコモは、iPhoneを販売していない。ただ今回の次のモデルから「参戦」といううわさもある。仮に実現すれば、KDDIもSBMも今まで以上に「つながりやすさ」を実証し、通信の安定や品質向上を図らなくてはならないだろう。

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