カタカナの起源「朝鮮説」にネットで異様な拒否反応 「真実性が非常に薄い」とウィキに書き込み

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   「カタカナ」の起源は朝鮮半島の可能性あり――NHKがこう報じたことに、ネット上で異様とも言っていい拒否反応が巻き起こっている。

「NHKの偏向報道がプロパガンダレベルになってきた」
「これはよくあるこの紙の上の紙で文字を書いちゃって、凹んだとかじゃないの?w」

新羅由来の経典から「カタカナの源」発見か

   この報道は、広島大学の小林芳規名誉教授と韓国の研究グループが、古代朝鮮・新羅由来の経典「大方広仏華厳経」(東大寺蔵、国重要文化財)から、「角筆」と呼ばれる筆記具で記された、カタカナの「起源」とも見られる記号を発見したというものだ。

   カタカナは一般的に9世紀、僧侶たちが漢文で書かれた経典などを訓読するため、漢字のパーツを取り出して作った日本独自の文字とされる。漢字の省略自体は日本のみならず朝鮮半島でも例があるが、これを自国語の読みを示す表音文字として使ったのは日本の独創であり、我が国ならではの「発明」と捉えられてきた。

   ところが今回の発見では、日本だけではなく新羅でも、漢字を省略した文字をカタカナと同じ要領で、いわば「振り仮名」として使っていたことがわかったという。この経典が書写されたのは740年ごろで、日本におけるカタカナの使用例よりも半世紀ほど早い。そのため小林名誉教授は、

「日本のカタカナの源が新羅にあった可能性が、この資料からは考えられてくる」

とNHKの取材に対して語り、朝鮮半島での用例に影響される形で、のちのカタカナが発生したのでは、と説いた。

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