宮崎駿監督の「引退宣言」は本当なのか ネットでは「これで何度目?」「引退後の新作楽しみ」

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   宮崎駿監督(72)が絶賛公開中のアニメ映画「風立ちぬ」を最後に引退することになった、と各メディアが大々的に報じている。しかしネットでは「またまた引退宣言かよ」と冷ややかな反応だ。

   監督は新作を発表する度に「引退宣言」をしているため、そのうち撤回するはず、といった書き込みがネット上に多数出ている。

「千と千尋の神隠し」の完成会見でも引退表明

   宮崎監督の「やめたい症候群」は有名で、例えばアニメ映画「もののけ姫」の完成報告会が開かれた1997年6月26日には、自分がスタジオジブリの重鎮として存在するのは若手にとってよくない、「ちょっと未練があるうちにおさらばしたい」と第一線から退くことを明かし、ジブリから離れて映画製作をするなどと語り関係者を驚かせた。01年7月10日の「千と千尋の神隠し」の完成会見では、

「4年前に引退すると言っていたが、また出てきた」

と語るも、体力と気力に限界を感じたとして劇場用映画の製作から退くことを明言した。

「もう長編アニメ映画は無理ですね。2時間の映画を3年かけて作るのはくたびれます。これからは美術館などの準備に携わり、トボトボとやっていこうと思ってます」

と記者団に対し晴れ晴れした表情で語った。

   ネットでは宮崎監督について「引退は、何年ぶり何回目?」などといったまとめサイトも作られ、

「とりあえず引退宣言をせねば、ということでしょ?」
「宮崎さん引退後の新作が楽しみです」

といった書き込みまで出る始末だ。

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