日本のユーザーには3DS機能をフルに使い楽しんでほしい
日本国内でも「任天堂はとち狂ってしまったのか?」といった批判が多く出ていて、それでも新機種だから欲しいという任天堂ファンもいる。それでは日本での発売はいつになるのか。任天堂広報に話を聞いてみると、今回のプロジェクトは欧米などで「本体価格が高い」とされている国限定のものであり、日本での発売は予定していないという。
国内で「3DS」が発売されたのは11年2月でこの時の希望小売価格は2万5000円。11年8月に1万5000円に値下げした。任天堂広報によればこの1万5000円と言うのは現状では市場にマッチした価格であり、売れ行きも好調で13年1月~12月の店頭販売台数は500万台となるのは確実だという。こうした状況で廉価版の「2DS」を投入する必要はないのだそうだ。
「2DSはあくまで3DSのエントリーモデルなんです。日本では3D表現のゲーム、コンパクトに折りたためる仕様、すれちがい通信といった3DSの持つフルバージョンの機能をみなさんで楽しんでいただきたい、そう思っています」
と任天堂広報は話している。