清酒大手の日本盛は、販売している日本酒の約7割にあたる約100品目の出荷価格を2013年10月1日から、約2~7%引き上げる。8月27日に発表した。値上げは19年ぶり。平均で約4%の値上げとなる。
また、黄桜も贈答用を除く日本酒のほぼ全商品にあたる約170品目の出荷価格を、10月1日から約1~7%値上げする。
いずれも値上げの理由は、原料米の値上がりや、電気料金改定などによる製造コストの上昇、為替変動に伴う包材資材の値上げ、物流費などの高騰によるもの。
酒造業界では、大関が8月7日に値上げを発表。その後、白鶴酒造や宝酒造、菊正宗酒造など酒造大手が相次いで値上げを表明している。