エイベックス松浦社長、文春の薬物使用報道に沈黙 上場企業としての説明責任はないのか

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   エイベックスの松浦勝人社長には過去に薬物を常習していた疑惑などがある、と週刊文春が報じた。しかし、エイベックスも松浦社長もコメントしておらず、上場企業の説明責任を問う声も出ている。

   週刊文春は、2013年8月21日発売号で、エイベックスが創立25周年を迎えた「裏面史」として、松浦勝人社長「女とクスリ」の特集を組んだ。

過去の薬物常習疑惑などが指摘される

   記事によると、松浦氏は、2002年に引っ越すまで、東京・南青山の自宅で社員や連れてきた女性らとパーティを開いていた。そこでは、参加した女性をベッドルームに連れ込み、性行為をした後に大麻を吸っていたという。大麻とコカインは常習していたと指摘している。さらに、暴力団関係者とも付き合いがあり、MDMA(合成麻薬)を調達していたという。

   このほか、渋谷のプライベートバーで、全裸になった女性タレントを指して性行為をしたと明かすなど、女性関係が派手だったという。

   薬物のことなどはエイベックス社内でも知られ、04年に当時専務だった松浦氏は会社の事情聴取も受けた。しかし、所属歌手らが松浦氏擁護に回り、当時の社長が辞任して、松浦氏が何もなかったことになってしまったとしている。

   文春は、エイベックスなどに事実関係を取材しても無回答だったと記事で明かした。報道後も、エイベックスのホームページや松浦氏のフェイスブックなどでは、記事について何もコメントしていない。J-CASTニュースがエイベックス広報課に取材しても、担当者が外出中と説明するだけだった。松浦社長にフェイスブックを通じてコメントを求めても反応はなかった。

   エイベックスは、1999年から東証一部に上場している。文春報道の真偽は不明だが、株価に影響を与える事案だけに、上場企業がこうしたスキャンダル報道にコメントしないでいいものなのか。

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