内部告発の米上等兵、35年の禁錮刑

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   内部告発サイト「ウィキリークス」に米外交公電など大量の国家機密をリークした情報漏えい事件で有罪が確定していたブラッドリー・マニング上等兵(25)に2013年8月21日(現地時間)懲役35年の刑が言い渡された。

   メリーランド州にある陸軍基地で開かれた軍事法廷でデニース・リンド(大佐)裁判長は、20件の罪状で有罪が決まっていた同上等兵に対し禁錮刑、および不名誉除隊(懲戒処分)と上等兵から二等兵への格下げ処分を読み上げた。検察側は60年の懲役を求刑していた。

   量刑の言い渡しを終えた同裁判長が退席すると、傍聴席からは「ブラッドリー、これからも戦いつづけるぞ」というような激励の言葉が被告席の同上等兵に投げられたと米メディアは報じた。

   マニング上等兵が仮釈放を申請できるのは早くても8年後になるといわれている。

在米ジャーナリスト 石川 幸憲

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