官房長官が前内閣法制局長官発言に不快感 集団的自衛権「解釈改憲」に向けて動き急

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小野寺防衛相、今の憲法解釈では米軍にかわって反撃は「かなり難しい」

   憲法解釈の変更で、最初に直接の影響を受けるのが自衛隊や防衛省だ。「当事者」に近い小野寺五典防衛相も、解釈の変更を望むひとりだ。小野寺氏は8月17日朝に放送されたTBSの「みのもんたのサタデーずばっと」に出演し、日本の防衛のために公海上に展開している米国のイージス艦を例にとりながら、

「日本が攻撃される前に、この艦船に攻撃があった場合、このときに(自衛隊に対して反撃の)命令を下す立場は私。総理と相談してすることになる。私の判断の中で、じゃあ、そういう場合に本当に、今の憲法の解釈上、個別的自衛権の中だけでこれができるかというと、かなり難しい」

と、環境整備を求めた。

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