「初音ミクを介して拡がる愛の現象を可視化」した展示
LOVE展は、六本木ヒルズと森美術館のオープン10周年を記念した2013年9月1日までの特別展で、「愛」をテーマに絵画や写真、造形作品など約200点を集めている。皇后さまは前衛芸術家・草間彌生さんの作品やダリ、シャガールの絵画とともに、セクション5「広がる愛」に展示された「初音ミク:繋がる愛」をご覧になったようだ。
「初音ミク:繋がる愛」は、「初音ミクを介して拡がる愛の現象を可視化」したもの。三面の黒い壁に有名なコンサートの映像2つや、カリフォルニア大学サンディエゴ校準教授のタラ・ナイト氏が制作したドキュメンタリー動画「MIKUMENTARY」(ミクメンタリー)を投射している空間だ。床には無数のタブレットが並べられ、さまざまなクリエイターが描いたミク画像が表示されているほか、ソニーが試作中の立体視装置による初音ミク映像も展示している。