「これがミクちゃんですか」
東京・六本木でおこなわれている「LOVE展」に出展された「初音ミク」をご覧になられた皇后さまのこんなお言葉が、ネットで大きな話題になっている。
「ご存知だったのか」と感激する人が続出、ここまで認知度があがれば今後、園遊会に招かれることもあるのではと期待に胸を膨らませているのだ。
「ちゃん」付けが新鮮で、人間のように扱われていて嬉しい
朝日新聞などが伝えたところによると、皇后さまは2013年8月20日午前、東京の六本木ヒルズ内森美術館で「LOVE展」を鑑賞された。「LOVE展」にはボーカロイド「初音ミク」も出展されており、これをご覧になって、
「これがミクちゃんですか」
と話されたという。
このたった一言に、ネットでは感激する人が続出して、「皇后美智子様、初音ミクをご存知だった」と大騒ぎになった。初音ミクはクール・ジャパン戦略が打ち出す日本のポップカルチャーの代表格とはいえ、もともとはオタク寄りの若者文化から生まれ、支持されてきた。まさか皇室にまで知れ渡っているとはと驚きが大きかったらしい。
「事前に知ってるって事。日本のサブカルまで網羅してる御皇室すげぇ」 「なんと・・・皇后様の御目にまで・・・」
「謎の申し訳なさ ご存じだったことにも驚きです」
「ちゃん付けで呼ぶのが微笑ましい」
「なんか自分のことのように嬉しくなってしまったwww 皇后様のこともっと好きになってまうわぁ!」
また、ミクに対する「ちゃん」付けが新鮮で、ミクがまるで人間のように扱われていて嬉しいという感想も。ミクはファンの間では「ミクさん」と「さん」付けで呼ばれることが多い。
ここまで認知度が上がったのなら、ミクが園遊会にも招かれることもあるのではとファンらは期待を膨らませ、さっそくミクが出席している様子のコラージュ画像まで作られた。