「韓国嫌いなだけでネトウヨなの?」「右寄りな発言したらネトウヨなんだろ」
読売新聞が13年2月に発表した、日本人1001人を対象に「日本にとって軍事的に危険な国家」のアンケート調査結果で、「韓国」と挙げたのは37%だった。11年11~12月の前回調査は23%で、1年で14%も増加したことが明らかになった。
また12年8月には山陰中央新報が、島根・松江市に07年4月設置された「竹島資料室」を訪れる人が急増と報じた。
実際に因果関係があるかどうかは別にして、こうした報道が出るたびにインターネット上では「ネトウヨの増加が原因では」と言われてきた。
また韓国の主要紙「朝鮮日報」の12年11月の記事では、内閣府の「韓国に親しみを感じない人は59.0%、対中国は80.6%でいずれも過去最高」という調査結果を取り上げ、「ゆがんだ歴史教育を受けた戦後の世代が人口の大半を占めるようになり、韓国・中国が日本に歴史への反省を促していることに対し『韓中が無理強いをしている』と考える層が増えている」と指摘した。
今回「300万」という驚異的な数字が報じられたが、日本のネットユーザーはあまり実感がないようだ。
「300万もいるんだ」「いつの間にこんな一大勢力になったんだよw」などあまり真面目に受け止めていないような書き込みや、「所謂右よりな発言を少しでもする=全部ネトウヨなんだろ?」「韓国が嫌いなだけでネトウヨ扱いって理屈がよく理解できん」など「ネトウヨ」とされることへの反発の声が上がっている。