米大手新聞の衰退が始まった(中)
WポストもNYタイムズも権力に立ち向かう姿勢失った

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おメガネにかなったのはフリージャーナリスト

   米国を代表する大メディアだからといって信用できる時代ではなくなってしまった。そこでスノーデンは、知る権利に熱心で実績のあるジャーナリストに目を向けた。おメガネにかなったのはグリーンウォルドとポイトラスが推薦した元ワシントン・ポスト紙記者でフリージャーナリストのバート・ゲルマンだった。

   グリーンウォルドは自身のブログや情報サイト「サロン」でコラムを執筆し、2012年8月にガーディアン紙(米国版)に移籍したばかりだったが、鼻っ柱の強さと権力への対決を鮮明にするジャーナリストとして知られていた。英国を地元にするガーディアン紙(電子版)が米国ではマイナーな存在だったことは、ネット世代のスノーデンにとってマイナス要因ではなかったようだ。

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