森元首相が寝ていると「複数の軍靴の足音が近づいてきてドアの前でぴったり止まった」
旧公邸に住んだ森喜朗元首相や小泉純一郎首相も、幽霊の問題を気にしていたようだ。自民党の岩屋毅衆院議員は05年4月にウェブサイトに掲載したコラムで、森氏から直接聞いたエピソードとして
「ベッドで寝ていると『ザックザック』といういかにも複数の軍靴の足音が近づいてきてドアの前でぴったり止まったそうだ。慌てて飛び起きた森さんが『誰だ!そこにいるのはっ!』とドアを蹴り開けたのだが、そこには誰もいない。すぐに秘書官に連絡を取ったが、当然のことながら誰かが公邸に入ってきたという痕跡もない。そこではじめて背筋がゾーーーッと寒くなったのだそうだ」
とつづった。また、岩屋氏のコラムによると、森氏から旧公邸の引き継ぎを受けた小泉氏は
「ハハハハハ。森さん、なに言ってるんですか。幽霊なんかいるわけないじゃないですか。俺はそんなのまったく信じないから怖いことなんかないよ」
と一度は強がったというが、
「公邸に引っ越す時にちゃぁーーんと神主さんを呼んでお払いをしていた」
そうだ。