ジブリ「風立ちぬ」韓国公開が危機 ゼロ戦題材に「右翼映画」批判止まず

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「典型的な日本国民用の自慰的映画だ」

   しかし、韓国側からの攻撃はまだ止む様子がない。韓国内では、

「(『風立ちぬ』を公開するのなら)米国の原爆開発者ロバート・オッペンハイマーを主役に、『爆弾裂けぬ』なんてアニメを作って封切りすればいい。それなら見ものだ」
「徹底的に自分たちを被害者として描く、戦争の惨禍は描いてもその原因には言及しない、典型的な日本国民用の自慰的映画だ」
「そもそもゼロ戦を開発した三菱重工業は、朝鮮人を徴用して働かせていた会社ではないか」

などといった批判が相次いでいるという。韓国の通信社「ニューシース」にいたっては、

「韓国国民は、韓国での『風立ちぬ』上映中止を呼びかけるべきではないか」 
「映画のテーマだけでも上映を拒否するべき」

という声まであることを紹介している。

   今のところ韓国では予定通り9月に封切りが行われる見込みで、映画情報サイトなどでも、公開予定リストの中に「風立ちぬ」の名が確認できる。ただし詳細は発表されておらず、先行きはやや不透明だ。

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