盗用に盗用を重ね、AVを「死刑執行現場」と報道 中国政府系メディア相次いで大いに「釣られる」

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「中国国際放送」、ニューヨーカー誌のジョークを真に受ける

   8月7日夕方には、国営ラジオ「中国国際放送」のウェブサイトも「釣られた」。アマゾン・ドットコム の創業者、ジェフ・ベゾス氏が米有力紙ワシントン・ポストを2億5000万ドル(約250億円)で買収を決めたことがマウスの操作ミスの結果だと報じたのだ。このニュースもやはり新華社通信のウェブサイトに掲載された。

   このニュースは、元々は米ニューヨーカー誌のウェブサイトにコメディアンが冗談として投稿した内容だったが、中国メディアは真に受けてしまった。

   12年11月には、人民日報のウェブサイトが米国の風刺サイトの内容を真に受けて北朝鮮の金正恩第一書記を「世界でもっともセクシーな男性」と報道し、直後に記事を削除した。基本的な事実確認を怠った結果の誤報が続出している。

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