「旭日旗に反発する連中の言動は、日本の極右政党そっくりだ」
確かに韓国内では上記のように、官民をあげての「旭日旗追放運動」が展開されている。その中心を担うのが、「旭日旗」を発見し次第攻撃を仕掛けるネットユーザーたちと、それを煽るメディアだ。しかしこの記事からは、メディアの「期待」に反して「反・旭日旗」が一般層に浸透しきっていないことがうかがえる。
また反・旭日旗に燃えるネットユーザーたちも、必ずしも韓国全体の「総意」ではなく、いわば日本で言う「ネトウヨ」的な存在として、同じネットユーザーから批判も受けている。ある韓国掲示板では、
「旭日旗を全体主義暴力の象徴と称する連中の言動は、日本の極右政党そっくりだ。あれはもう病気。文句を言うのもほどほどにしなければいけない」
「ああしたデザインは数え切れないくらいたくさんあるのに、それにいちいち突っかかるのはあまりに酷い」
と嘆く声が多数書き込まれている。別のあるブロガーも、こう危惧する。
「こう書くと親日派だと後ろ指を差されるが、この旭日旗問題は韓国だけの強迫観念、あるいはノイローゼだと思う。『旭日旗=悪』と自らを洗脳してきた結果だ。こうした主張は、むしろ国際的に韓国を孤立させるのではないかと心配になる」