消防本部「本人たちはゲイではない」
消防士2人の告発については、ツイッターなどで、その動きが見られたようだ。
このツイッターユーザーは、告発があったのと同じ時期に、友人とツイートで相談し、「消防に書類と写真とDVD送ってきたwww」「二人とも!!後は消防の人たちにお任せだー(´・Д・)」」などと明かした。また、ヤフー知恵袋でも、知り合いの現職消防士がAV出演しているとして、「公務員である消防士がAVに出演するのは合法ですか?」「動画や写真の証拠はあります!」などと質問があり、同じ人物ではないかとみられている。ツイートは現在、すべて削除されている。
四條畷市消防本部の総務課では、告発主について、「消防士が出演したのが事実かどうかだけですので、そこまで調査していません」と取材に答えた。
2人がゲイビデオに出たことについては、こう言う。
「本人たちはゲイではなく、最初は普通のAVに出るという話だったようです。特別に体が鍛えられていたというわけではなく、たまたま目についたのではないでしょうか。消防士へのお誘いというのは、これまでに聞いたことがありません」
処分については、厳しすぎるという声ともっと厳しくすべきという声がともに出ているとした。公務員がAVに出演したことを信用失墜行為とみて、それに重きを置いて決めたとしている。
2人のビデオはすでにゲイ専門サイトから削除されており、ビデオを出したメーカーでは、取材に対し、「本人たちの要望を受けて削除し、DVDの販売も中止しました」と説明した。約束に反してモザイクをかけなかったりしたとされたことについては、「事実無根です」と反論している。
(※2020年7月31日追記:記事の一部を修正いたしました)