「日本人、体にいい福島産さくらんぼを食べろ」 放射能からめた芸人暴言コントに韓国紙「大喝采」

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   サッカー日韓戦で起こった「横断幕」騒動をめぐり、韓国のテレビ番組でタレントが「日本応援団に福島産さくらんぼを送ったよ」などと原発事故にからめて日本を揶揄するような「ネタ」を演じていたことがわかった。

   番組は韓国の公共放送局KBS2で2013年8月4日に放映された「ギャグコンサート」だ。この日は、韓国人お笑いタレントのカク・ポムさん(26)が出演し、さっそく日韓戦に関する漫談を始めた。

韓国人司会者が食べようとすると…

番組の内容を報じた「スポーツ朝鮮」ウェブ版の記事(8月4日配信)
番組の内容を報じた「スポーツ朝鮮」ウェブ版の記事(8月4日配信)

   番組の模様を報じたスポーツ朝鮮、東亜日報など韓国各紙によると、カクさんは、「韓日戦、韓国は負けたけど両チームとも応援する姿がよかったね」と語り始め、

「日本応援団は旭日旗まで振りながら応援していた。そこで私は彼らにプレゼントを贈ったよ」

と、懐からさくらんぼを取り出した。

   「体にいい福島産さくらんぼだ」

   さくらんぼといえば、福島県の名産品の1つだ。福島第1原発事故と絡めて放射能入りといいたいらしい。ちなみに福島県産さくらんぼについては、県が正式に「安全宣言」を出している。

   この「ギャグ」に会場は大爆笑となった。そこで共演者が「私も食べよう」と手を伸ばそうとすると、カクさんはそれを止め、

「『身土不二』(地元の食材が地元の人間には相性が良い)って言うでしょ? これはあの人たちだけで食べなきゃいけない」
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